就活中の大学生の方へ【5】働くことは辛いのか?
川相商事株式会社でキャリアコンサルタントをしております、宮脇 和孝と申します。
今回は「働くことは辛いのか?」について書かせていただきます。
仕事から帰ってきたご家族が、
「あー疲れた」「しんどい」「もういやだ」
そんな言葉を口にするのを聞いたことはありませんか?
その姿を見て、「働くことって辛そう…」と感じ、
これから迎える社会人生活に不安を覚える方もいるでしょう。
当社の職場見学会に参加された方からも、
「働くことは辛いですか?」と質問を受けることがあります。
そのとき私はこう答えています。
「働くこと以上に、楽しいことはありません。」
かつては55歳や60歳で定年を迎え、職業人としての人生が一区切りついていました。
しかし今は「人生100年時代」。
定年後も働き続けることが当たり前の時代です。
学生時代は高校生なら3年、大学生なら4年と期限があります。
終わりが想像しやすいので、少々辛いことがあっても我慢するという選択が可能かもしれませんが、
社会人生活の終わりはずっと先――まるで「ゴールのないマラソン」のようです。
もし“働くことがただただ辛いだけ”だとしたら、
果たして何十年も続けられるでしょうか?
働くことが続くのは、
そこに「楽しさ」や「喜び」があるからです。
もちろん、仕事には辛いこともあります。
成果が出なかったり、トラブルに直面したり――そんなときは本当にしんどいものです。
でも、それ以上に“楽しい瞬間”があるのです。
ご家族が仕事の愚痴をこぼすのは、
本当は「慰めてほしい」「頑張ったね」と言ってもらいたいから。
だから、ぜひ聞いてあげてください。
それも立派な家族孝行です(笑)
働くことは、生活の糧を得るための手段だけではありません。
手にするお金以上の「何か」を手に入れているはずです。
あなたにとっての「働く楽しさ」とは何でしょうか?
この答え探しの旅を楽しみながら、日々のお仕事と向き合われることを願ってやみません。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次回はシリーズのまとめとして、
「あなたが川相商事を応募すべき理由」について書かせていただきます。

